竹皮豆知識Q&A

防腐能力
竹皮は竹の成長と共に脱皮する様に一皮一皮はがれて行きます。
雨後の竹の子と言い伝えれる通り水分を大量にすいながら急速に成長します。
この場合竹の子の殺菌防腐が大変重要になりますが、表面に蝋状の皮膜を持ちながら通気性に富み、外部からの細菌を避けつつ保護する役目に優れています。また強靱な繊維質で強度もあります。

これらのもつ特性にはフラボノイド色素が含まれておりフェノール物質の抗菌作用も併せ持ちますので、外部からの異物混入、及び食品の時間経過による細菌の発生を遅らせる効果があります。
精肉やおにぎり 鮮魚には最適な包装資材と言えます。

実際 おにぎりを包みますと、ラップ等で包装した時に発生する水分(露吹き)が無く適度な通気性で長時間おいしさを保持します。
精肉を田舎のお土産に持ち帰る場合、ラップやトレーに血や肉汁が染み出して
旨味成分や視覚に影響を与えるといった事もありません。
竹の皮は自然の恵みの包装資材です。
本来の姿で包装する事による郷愁を誘う高級感 上記に記した特徴を是非お試し下さい。

当HPでご紹介しております製品は、電子レンジでそのまま加熱することが
可能です。もちろん冷凍 解凍も可能です。


全ての商品は2000年施工の容器包装リサイクル法の適用除外品です。 「一部化学製品は除く」


竹の皮の収穫から加工


竹の皮は初夏に一気に成長する竹から脱皮するため収穫期は年にホンの数週間です。これはタケノコの収穫と同じです。
タケノコの外皮 それが竹の皮です。
竹の子が成長すると共に竹の皮も成長して行く課程で自然に剥がれ落ちるのです。

竹林から長さ幅等様々なモノを1本づつ丁寧に拾い集め、数時間以内に天日で乾燥させます。カビや変色を防ぐために欠かせない作業となります。
乾燥後はまず長さでの選別を行います。 「別項規格表の通り」

同じ長さの原料を一旦水に浸し1枚づつ丁寧に手作業で平面に広げて行きます。
原料の時点での竹の皮は棒状に丸まっております。丁度竹の形と考えてください。
その後同じ幅のモノばかりを適当な枚数でくくり上げて行きます。
簡単な作業の様ですが、2から製品に仕上がるまでに 熟練の職人さんで
1日に数10kgが限界です。

その後 1枚1枚 裏表を乾燥タオルで拭きあげ 計量 真空パックへと数多くの行程を経て出荷されます。
竹林に無造作に落ちて居る竹の皮ですが、気の遠くなるような課程を踏んで居ることが理解頂けるでしょうか?

上記の様な理由から竹の皮は自然のままの状態で製品化されておりますので 、科学製品の様な画一化した製品を作り上げることは出来ません。

 

天然商品(FAQ)

製品関連

Q.1kgで何枚ありますか?

A.1kgでの包装ですので、大きなサイズでは枚数が少なく、小さなサイズでは多くなります。 例:63cm×18cm でおよそ80枚です。

Q.食品検査は受けていますか?

A.食品微生物検査等を実施しております。

Q.カビや虫は大丈夫ですか?

A.天然の品ですので、虫がいることで毒性が無いとの証明にもなります。が、やはり食品を包むものですから衛生上も良くありません。目視検査と拭き取りで万全を尽くしております。また輸出品として消毒・殺菌が義務付けられています。

Q.匂いについて?

A.竹の皮には独特の匂いがあります。昨今の除菌ブーム、健康的な生活、過度の清潔感などから自然の恵みである竹の皮など固有の「におい」をカビ臭と思われる方もおられます。それらを生菌検査などで調査してもカビ等は見つかりません。どうか、これらの匂いも安全の象徴として認識して頂ければ幸いです。



サービス関連

Q.注文単位は?

A.業務用としての販売を主にしております。が、昨今のご家庭でのご利用など小ロットにも対応しております。お気軽にご相談下さい。

Q.特注への対応は?

A.様々なカット品にも対応しております。サイズや数量等ご相談承ります。     お問い合わせのページからご連絡下さいませ。